にきび跡がクレーターになってしまうと、鏡で確認する度に気持ちが落ち込んでしまいます。
真皮層の深い部分にまで達したにきび跡のクレーターをセルフケアで改善するのはなかなか難しいものです。
にきび跡のケアで重要なことは、気長にコツコツと、さぼらずに継続することです。
にきびが皮膚の表層に留まっているうちはまだしも、真皮層まで傷めると、クレーターになります。
にきびの炎症によって真皮層がへこみ、クレーターのようになると、なかなか元通りにはなりません。
これは真皮層の性質上、傷ついたものを修復する機能が強くないためです。
化粧品を選ぶ時はビタミンC融合体が含まれているものを使うことで、にきび跡の対処ができます。
ビタミンCは、皮膚の新陳代謝を活発にするための、コラーゲンを生成する働きがあります。
ビタミンCは化粧品に配合しにくく、肌に塗っても浸透が悪いため、この欠点を改良したビタミンC誘導体が化粧品には配合されています。
ビタミンCを直接体内に取り入れることは難しいため、まずはビタミンC誘導体を体内に送り込み、酵素の作用でビタミンCにします。
スキンケアにビタミンC誘導体を使う時は、お肌が乾燥した感じになる場合があるので、ちょっとずつつけてみましょう。
いちどにきび跡ができてしまうと、自分1人で肌の手入れを続けたとしても、期待したような結果にならないこともあります。
様々な方法を実践したものの、にきび跡クレーターが一向によくならない場合は、皮膚科に行くという方法もあります。